枠サイズと刺繍範囲:4x4のデザインが4x4の枠に入らない理由
自宅でデザインのサイズを決める人が驚くことがあります。ちょうど4×4インチのデザインは、たいてい「4x4」の枠には入りません。枠の呼び名はただのラベルです。決め手になるのは刺繍範囲、つまりミシンが実際に縫える領域です。
呼び名は丸め、範囲は正確
Sweet Peaの枠サイズの解説ははっきり書いています。枠の呼び名はわかりにくくなっている、と。インチの呼び名は丸められていて、実際より大きく聞こえることがあります。例として挙げているのが「6x10」。業界標準の範囲は160×260mm(6.29×10.2インチ)ですが、150×240mmの枠を同じ名前で売る会社もあり、それでは本当の6x10のデザインは縫えません。
4x4も同じ丸めの落とし穴にはまります。Echidna Sewingが公開している枠サイズ表によれば、ブラザーの一般的な4x4の範囲は100×100mm。4インチは101.6mmなので、ちょうど4インチ角のデザインは1.6mmはみ出します。
よくある刺繍範囲
ブラザーのフラットベッド機の表より:
| 枠の呼び名 | 刺繍範囲 |
|---|---|
| 4x4 | 100×100mm |
| 5x7 | 130×180mm |
| 6x10 | 160×260mm |
| 8x8 | 200×200mm |
| 8x12 | 200×300mm |
| 9.5x14 | 240×360mm |
ジャノメなど他のブランドはサイズが異なり、業務用の多針ミシンやキャップ枠にもそれぞれの範囲があります。必ず、お使いのミシンがミリで示している範囲を確認してください。
入る中でいちばん小さい枠がベストな理由
枠は、針が動く間、生地をぴんと張っておくためのものです。デザインよりずっと大きな枠では張りのゆるい生地が増え、しわが寄りやすく、輪郭がずれやすくなります。刺繍職人は、少し余裕をもってデザインが入るいちばん小さい枠を選びます。
デザインが大きすぎるとき
- 分割して掛け替える。 デザインをぴったり合う複数のパートに分けてデータを作ります。技術が要り、時間もかかります。
- 大きなミシンを使う。 範囲の広いミシンを持つ制作者なら、ジャケットの背中を一度の枠張りで縫えます。
- ワッペンにする。 別に縫って、それを縫い付けます。
サイズを確かめる
無料の枠サイズ計算ツールに、デザインのサイズをインチかミリで入力すると、実際の範囲に収まるいちばん小さい一般的な枠がわかります。デザインが大きいなら、仕上がりサイズを書いて依頼を投稿してください。適した範囲を持つ刺繍職人が見積もります。