手持ちの衣類に刺繍:ジャケット、バッグ、ブランケットの送り方
いちばん満足度の高い刺繍の仕事は、すでに持っているものから始まることがあります。デニムジャケット、仕事用バッグ、ベビーブランケット、バスローブ。持ち込み品を受け付ける刺繍職人は多くいます。スムーズに進めるコツを紹介します。
何の品物かを伝える
制作者は見積もる前に素材を知る必要があります。素材によって芯地、針、ときにはデータ作成まで変わるからです。
- 品物の種類と、あればブランドや商品リンク。
- 素材:コットン、デニム、フリース、パイルタオル、ナイロン、レザー、ニット。
- デザインを入れる位置と大きさ(品物の上で実測)。
- 写真:刺繍する部分と、裏地がある場合は内側も。
- 邪魔になるもの:縫い目、ポケット、ファスナー、中綿、縫い通してはいけない裏地。
素材が大事
- 伸縮性のあるニット(Tシャツ、パーカー)は、デザインがゆがまないよう芯地が必要です。
- タオルやフリースは毛足があり、トッピングや押さえ縫いがないとデザインが埋もれることがあります。
- 厚手や中綿入りの品物(ダウンジャケット、キルティングバッグ)は枠に張りにくく、ワッペンのほうが向く場合があります。
- レザーやビニールは針穴がすべて残ります。失敗をほどいてやり直すことはできません。
- 完成品のバッグやリュックは、刺繍する場所まで枠が届くほど開かないことがあります。
デザインは収まる?
どのミシンにも決まった刺繍範囲があり、枠の呼び名より小さいことがよくあります。ジャケットの背中には、範囲の広いミシンか、枠を掛け替えて分割したデザインが必要な場合があります。無料の枠サイズ計算ツールで、サイズを一般的な刺繍範囲と照らし合わせられます。
取扱手数料と予備
持ち込み品に取扱手数料をとる制作者もいれば、複数送る場合に予備を求める制作者もいます。理不尽なことではありません。一点ものの品物を傷めたら、在庫から替えがきかないからです。最初に確認し、替えのきかない品物ならそう伝えましょう。似た生地でまず試し縫いを提案してくれる制作者もいます。
送り方
品物は清潔で乾いた状態で、袋に入れてから箱に詰め、名前と依頼内容のメモを添えます。返送方法と返送料をどちらが払うかは、制作者と取り決めておきましょう。
投稿する
写真、素材、サイズを添えて依頼を投稿してください。持ち込み品を受ける刺繍職人が見積もり、代金は品物が戻ってきてあなたが受け取りを確認するまでプラットフォームが預かります。